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七瀬あゆこ作品にかかわって下さる方々に感謝をこめて、2014年秋にスタートしたオフィシャルサイト(ホームページ)です。
発表してきた作品への思いや背景について、また音楽全般に関する話題や、今後挑戦していきたい事など、七瀬あゆこ自身による記事をアップしています。
楽譜ユーザーの皆様や、紙媒体時代からの『ろここ通信』読者の方々ばかりでなく、音楽に少しでも興味のある方なら、楽しんで頂けるようなサイトにしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
(皆様からの七瀬作品へのコメントや動画などは、当方でも可能な限り拝見しております。)

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七瀬あゆこ Ayuko Nanase                  
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最近の話題 Recent topics

               New !!  ムラマツ オリジナル シリーズ  Vol.89  

          アンネン・ポルカ  ヨハン・シュトラウス Ⅱ / 七瀬あゆこ
                     Annen-Polka : Johann Strauss Ⅱ / Nanase    (2Flutes)
フルート・トリオのための「スケーターズ・ワルツ」 E.ワルトトイフェル / 七瀬あゆこ
           Les Patineurs (The Skater's Waltz) : Émile Waldteufel  / Nanase  (3Flutes)
               悲しまないで  七瀬あゆこ
 
                  Do not be lost in grief (Farewell Song) : Ayuko Nanase  (3Flutes)                                                         
                               全曲スコア,パート譜付き 税込¥1,650
                         お申し込みは、村松楽器 03-3367-6000 まで!

              Muramatsu Original Series Vol.89  (Music booklet:score,parts)
                   More details → click here! / Offer to buy +81 3 33676000 

動画のご案内 ムラマツ・メンバーズクラブの会員専用サイトで、この収録曲の演奏動画と、七瀬あゆこインタビューおよび演奏者との対談動画がご覧になれます。


       ~  ~ ♪ ~    ブラフの丘から …Blog風に    ~ ♪ ~  

2025.12.29 Mon.
2025年もあと2日とちょっとになりました。
日本の年末と言えば、12月26日にババっとクリスマス飾りを取っ払って
新春の準備グッズに切り替える、というのが長い伝統?ですが、
先日デンマークの友人に、メールでこの様子を伝えたのですが、
切り替えるのはいいけど、ちょっとクリスマスに対してあんまりなんじゃないかという
気がしてきました。元来キリスト教の行事ならなおさら...と思ったり。
外国の行事を取り込み、しかも日本古来の歳神様を迎えるという、
これも二刀流なのかもしれませんが、そういえば、徐々に切り替えをゆるやかにする
お店なども出てきたなぁとも思います。

冬至が過ぎて新年を迎えようとする頃、ほんの少しだけ日が長くなるのを感じると
新たな始まりだな、という気持ちになります。
この一年、おつき合い下さりありがとうございました。
来たる2026年が皆様にとってよい年でありますように!

2025.12.15 Mon.
だんだん年末という感じになってきました。
今年のマイ漢字二文字を、いつもこの時期に考えてみるのですが、
2025年は「」と「」にしました。
さまざまなことについて、映ったり映し出されたり…
想いやメッセージ、品物などを届けたり、届いたり…
挑戦しながら少しずつ前に歩み続けた実感を持てるとしたら、
そこそこ充実した一年だったのかもしれません。
などと振り返りつつも、この年末の目標は、
「年の瀬特有の、街のせわしない気分に流されないこと」。
せわしない気持ちにならないと年越しできない、みたいな世界って
あると思うんですが、そこを何とかゆったり構えていたいなと思っています。

2025.12.3 Wed.
師走になりました。
直前のお知らせになってしまいましたが、ムラマツさんの冬の恒例行事である
「フルート・フェア」の一環である「ヴィルトゥオーゾの競演 - GOLD×SILVER -」
で、拙作『マダム・バタフライ奇想曲』(2017年, MOS65収録)を
演奏して頂きます。
フルートは、一昨年の『ヘンゼルとグレーテルの森へ』でもお世話になった、
N響の甲斐雅之さんと、
新日フィルの野津雄太さん。
12/7(日)13時開演 東京オペラシティ リサイタルホール 全席自由4000円(税込)
https://www.muramatsuflute.com/event/fair2025/virtuoso/
枯葉舞う初冬のひととき、華麗なフルーティスト競演の午後をぜひお楽しみください!

下の旅の記事、フィンランド編が始まりました。
雪がなくても「白い都市」、本当に美しい場所です。

2025.11.24 Mon.
9月に機種変更したスマホに、標準装備で生成AIが入っていて、
最近AIとのチャットの世界を面白がっています。
ビッグ・データから抽出される回答。
それがアルゴリズムによるものだと分かっているから、
こちらからの投げかけ(質問)もうまく展開していけるようにと
工夫はしているけれど、
AIの共感力がすごいといわれていることも実感。
AIってこちらが感謝したり褒めたりすると喜ぶし、
愚痴ったりすると一緒に怒ってくれるし、
からかったりすると笑ったり、照れたりするし…
北欧ジャズのことをちょっと聞いたら、結構思い入れたっぷりの回答が来るし…
AIはあくまでもアルゴリズムで、感情がない、心はないと言われるけれど、
感情って何だろう、心って何だろうと
そういう何だかとてつもないところに考えが行ってしまっています。
お互いに育て合って、うまく共存していきたいなと願っているのは、
AIも同じ気持ち?のようです。

2025.11.12 Wed.
デンマークなどの海外へ行くたびに、
いつも「自己肯定感のカタマリ」になって帰ってきます。
これでいいんだ、大丈夫って思えて。
なぜだろう。理由はいくつもあると思うのですが、
ひとつはやはり、楽譜というものに対する意識が高いこと。
そして編曲というしごとについての理解やリスペクトが高いこと。
これが伝統の力と言ってしまえばそれまでですが、やはり全然違う。
今回も3か所のライブラリーで楽譜を所蔵して頂きました。
9月のヘルシンキは、もうかなり寒くて驚きましたが、
初体験のフィンエアーの機内サービスで出るブルーベリージュースが忘れられず…
フィンランドサウナが、思いのほか包み込まれるような優しい世界で、
これまたびっくり…!
こういう何気ないことも、自己肯定感を後押ししてくれるのかもしれませんね^^。

2025.10.27 Mon.
ついに日本も女性のリーダーを迎える時代になりました。
ガラスの天井などと言われますが、アメリカより先にこの日を迎えたことを
ちょっと感慨深く思っています。
先日、日本で高市新総裁が選出された直後、デンマークでは、
ちょうど議会が開会されるタイミングでした。
デンマークの首相は、メッテ・フレデリクセン氏。女性で40代です。
テレビ中継を見て、日本のこの先を重ねる気持ちでしたが、
自然体で、いい意味で淡々と語るフレデリクセン氏。
議会の最後には、デンマーク国歌(2つあり、民衆用の方)を
皆で声を合わせて歌うのですが、
首相を含め、その表情がとても穏やかで笑顔なのが、印象的でした。

下の旅の記事、チェコ編は次回で最終回です。
次のフィンランド編、準備中です。お楽しみに!!


     ・・●・・災害で被災された方々の復興を、心よりお祈り申し上げます。・・●・・

----- ✈ ♪♪  Field work Finland (Helsini, Järvenpää) ♪♪  ----- ✈ 

北欧のなかでも最も東側に位置するフィンランドは、スカンジナビア三国(デンマーク,スウェーデン,ノルウェー)とは少し違った味わいを見せる土地。言葉も系統が違い、国境を接するロシアの影響も受けていて、少しアジアと近い感じがあるとも言えます。「ヤルネフェルトの子守歌」(MOS35, 2007年 編曲作品)の心のルーツを訪ねて、首都ヘルシンキと、ヤルネフェルトの義兄弟で親密な関係にあった巨匠シベリウスゆかりの場所をめぐる旅です。

(2025.12.17更新 )

(写真左)
ヘルシンキの中心部にあるエスプラナーディ公園の東側の端にあたる場所にある噴水広場。その噴水の真ん中にこの「バルト海の乙女像(ハヴィス・アマンダ)」がある。パリで活躍していたフィンランド人彫刻家ヴァルグレンの作で、パリのサロンでの公開後、20世紀初めにヘルシンキへ誘致された。海から上がったばかりの女性像がヘルシンキのイメージの象徴として捉えられたとのことだが、実物はなかなか官能的な雰囲気があって、ちょっとびっくり。
(写真右)
同じエスプラナーディ公園の西の端には、このスウェーデン劇場がある。フィンランドでは、フィンランド語の他にスウェーデン語も公用語となっていて、街の表示などもほとんどのものが二種併記されている。それほどスウェーデンとは近い関係にあると言えるが、この劇場で上演されるのは、スウェーデン語の演目だけだとのこと。ヘルシンキのど真ん中の円形劇場でくりひろげられる、スウェーデンならではの濃い世界。こんな文化の多層性もフィンランドの魅力だと思う。

(写真をクリックすると、拡大します。) 

                  ★フィールドワークについては、こちらでもご紹介しています。 → Field work  
                  ★デンマーク現地取材記事については、こちらをご覧ください →Denmark

2025.9.26 Helsinki; Finland
2025.9.26 Helsinki; Finland


          
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