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七瀬あゆこ作品にかかわって下さる方々に感謝をこめて、2014年秋にスタートしたオフィシャルサイト(ホームページ)です。
発表してきた作品への思いや背景について、また音楽全般に関する話題や、今後挑戦していきたい事など、七瀬あゆこ自身による記事をアップしています。
楽譜ユーザーの皆様や、紙媒体の『ろここ通信』読者の方々ばかりでなく、音楽に少しでも興味のある方なら、楽しんで頂けるようなサイトにしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
(皆様からの七瀬作品へのコメントや動画などは、当方でも可能な限り拝見しております。)
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七瀬あゆこ Ayuko Nanase ~ Since 2014.9 ~
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最近の話題 Recent topics
New Release!! ムラマツ オリジナル シリーズ Vol.89
アンネン・ポルカ ヨハン・シュトラウス Ⅱ / 七瀬あゆこ
Annen-Polka : Johann Strauss Ⅱ / Nanase (2Flutes)
フルート・トリオのための「スケーターズ・ワルツ」 E.ワルトトイフェル / 七瀬あゆこ
Les Patineurs (The Skater's Waltz) : Émile Waldteufel / Nanase (3Flutes)
悲しまないで 七瀬あゆこ
Do not be lost in grief (Farewell Song) : Ayuko Nanase (3Flutes)
全曲スコア,パート譜付き 税込¥1,650
お申し込みは、村松楽器 03-3367-6000 まで!
Muramatsu Original Series Vol.89 (Music booklet:score,parts)
More details → click here! / Offer to buy +81 3 33676000
~ ~ ♪ ~ ブラフの丘から …Blog風に ~ ♪ ~ ~
2025.9.14 Sun.
久々にデンマークの記事をアップしました。
◆歌文化が支える質素で実のあるデンマーク精神 Denmark (縁あって、デンマーク)
実は日本人にも昔からなじみのある考え方に通じるデンマーク精神。
決してものめずらしいとか、マイナーで狭い世界にだけ通じる考え方だとか
そういうものではないなと、ピンとくるはずです。ぜひ、アクセスしてみてください!
過去の記事についても、註を追加して加筆訂正しています。
以前ここでご紹介した染織の平山八重子さんの作品「ひまわり畑」が、
日本工芸展(東京 日本橋三越本店7階)に出品されています。
東京展は明日まで!その後、全国巡回予定です。
https://www.nihonkogeikai.or.jp/exhibition/honten/72/?tab=info#sort=number
2025.8.31 Sun.
猛暑記録更新の日々、エアコンのオンオフのコツだけは
要領よくなってきたかなと思いつつ、やはり朝夕の夏の風情が恋しいこのごろ。
今月上旬に参加した、とあるオンライン講座では、
久々に本格的なフィールドワーク(モンゴルのシャーマニズム)の世界を堪能。
小泉文夫先生のもとで勉強した古巣時代が
鮮やかによみがえる「熱い」夏になりました。
音楽に携わっていると、どうしてもこういった合理主義の外側にあるような
目には見えないけれど大きく意味を持つ世界を強く感じ、
それをどのように自分の中に収めてゆくかという課題と
向き合うことになります。
このことは、ともすれば危険を伴うからこそ、常にアップデートして
感覚を研ぎ澄ましていく必要があるのです。
下の旅の記事、プラハ編も佳境に入り、残り少なくなってきました。
ニュースレター最新号も、近日中に公開予定です。
2025.8.10 Sun.
ちょうど多くの方々がお盆休みに入られた頃だと思います。
避暑地で炎暑避難中でも、
最近はレンタルのwi-fi ルーターという便利なものがあって、
動画もストリーミングもサクサク。
ネット環境に不自由しない時代に、あっという間になったなぁと思います。
でも、よく言われることですが、気を付けないとこの便利さは、
すなわちデジタル環境から追い回される状態、逃げられない状態につながるとも言えます。
ならば、あえてデジタルデトックス(と言うのだそうです)で
情報断捨離というのが、また意味を成してきて…
こうして人類は昔から、文明の利器と折り合いをつけてきたのでしょうね。
良い夏をお過ごしください!
2025.7.19 Sat.
全国的に梅雨が明け、空には夏の雲がモク、モク、モク…
今日7月19日は、私がとてもお世話になった 河合隼雄先生のご命日です。
旅立たれてから18年。世の中の様子はずいぶん変わりました。
河合先生がスイスで分析家の資格を取られた、カール・グスタフ・ユングの心理学も、
先生の没後、さまざまな新たな情報(『赤の書』など)が公開され、
いろいろな分野で活発な展開がなされ、新たな視野も広がってきています。
私はもちろん心理学は素人ですが、
音楽を感じたり、作り奏でる「こころ」の神秘に惹かれ、
もっと知りたいと思い、ずっと著作を熱心に読んできたことがきっかけで、
音楽のご縁にも導かれました。
この営みは、今も私にとってかけがえのない宝物です。
先生はきっと今も空の上で、ご自身が築いて来られた礎の上に
それぞれの人たちが、自分にしかない花を咲かせてほしいと願っておられるはず。
こんな時代だからこそ問い直したい、こころ、soul&spirit、魂の世界。
お盆の時期でもある夏は、静かにこころの声に耳を傾ける時なのかもしれません。
*河合先生との思い出をつづった記事などについては、News Letters のページ(お知らせコーナー)をご参照ください
2025.7.8 Tue.
まだ7月上旬というのに「暑い!」と日本中が嘆いているこの頃。
これからずっとこんな気候になってしまうのかしら…と心配になってきますが、
そんな中、ちょっと気合の要る動画撮影や、
港町横浜らしいお店での友人との再会、
初のゴルフ場での女子プロツアー観戦やちょこっとプール通いなど、
しっかり体調管理しながら楽しんでいます。
下の旅の記事は、いよいよドヴォルジャークの自筆譜が登場。
やっぱりこれが私には「きゅん」なのです。
自筆譜シリーズはさらに続きます。
ご興味のある方、お楽しみに!
2025.6.16 Mon.
私の手元にも、新刊楽譜 ムラマツ・オリジナル・シリーズ 89 が
送付されてきました。
刷りたてのホヤホヤなので、新品独特の紙の匂いがします^^。
どうか皆さんの手でうまく育ってくれますようにと、
いつも祈るようなおごそかな気持ちになります…。
今回は、ヨハン・シュトラウス二世の生誕200年を記念して
ウィンナ・ワルツの編曲作品を入れました。
たった二本で、たった三本で…できるの?なんて思うかもしれませんが、
余韻と余白の力を借りて、それらしくなってしまうのですね。
オリジナル曲は、大切な人が旅立つというちょっと重いテーマに挑戦。
悲しみに真剣に向き合う人たちに敬意をこめて、
悲しくも甘美な情感を目指しています。
さらに、今回からはメンバーズ・クラブの方々限定の特典が増えるとのこと。
内容はまだ秘密ですが、夏ごろには明らかになる予定です。
どうぞお楽しみに!!
ヨーロッパのほぼど真ん中に位置するプラハは、まるで運命に翻弄されてきたかのような、幾多の劇的な出来事をくぐりぬけて今日の姿があります。
音楽もまたそんなボヘミアの人々の想いが礎にあるからこそ、豊かな情感と力強さをたたえているように思えます。今回はチェコを代表する大作曲家ドヴォルジャークに思いを馳せての旅です。(2024.9.10更新)
(写真左)
ヴィシェフラッド墓地にあるドヴォルジャークの墓所は、屋根付きの奥まったちょっと特別感のある場所にある。プラハで見るドヴォルジャークの彫像の表情は、どれもとても威厳があり眼光の鋭さを感じさせるもの。足元にはこうして綺麗な花のリースが飾られていて、今も訪れる人が絶えずあり、大切にされていることが分かる。
(写真右)
墓地の入口をよく見ると、こんな掲示があるのを発見。名だたる名士の墓所が赤い印で分かるようになっている。ドヴォルジャークは48番。この日はちょうど日曜だったこともあり、たくさんの人が訪れていた。いわゆるお墓参りの気分とはちょっと違って、尊敬する故人にここへ会いに来る感じがあるのは、やはり死生観の違いなのかもしれない。胸がいっぱいになって、なかなかこの場を離れられなかった。
(写真をクリックすると、拡大します。)
★フィールドワークについては、こちらでもご紹介しています。 → Field work
★デンマーク現地取材記事については、こちらをご覧ください →Denmark